人がいる。政権がある。

小泉政権論 渡辺治 共栄書房 共栄書房コウゾウ カイカク セイジ ノ ジダイ ワタナベ,オサム 発行年月：2005年12月 ページ数：399， サイズ：単行本 ISBN：9784763404565 渡辺治（ワタナベオサム） 1947年生まれ。

東京大学社会科学研究所助教授を経て、一橋大学大学院社会学研究科教授（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです） 九・一一総選挙の結果と小泉政治の新段階／第1部　戦後国家の転換ー小泉政権の歴史的意義（小泉政治とは何であるかー「構造改革」政治の確立／「構造改革」の新段階と新しい福祉国家）／第2部　グローバル軍事大国への道（9・11事件と軍事大国化の新段階／グローバル有事法制のねらい／ブッシュの世界戦略と日本ーイラク戦争、北朝鮮と有事法制／今なぜイラク特措法なのか）／第3部　構造改革政治の検証ー教育改革、司法改革をめぐって（いまなぜ教育基本法「改正」かー「改正」を求める三つの潮流と要因／新自由主義戦略としての司法改革・大学改革）／第4部　保守二大政党制から憲法改正へ（民主党の変貌／保守二大政党制下のマスコミー二〇〇三年総選挙報道の問題点／保守二大政党制の確立へー二〇〇三年総選挙の分析／現代改憲のねらいと諸類型） 1990年代以降の日本社会と国家の全面的改編のなか、生まれるべくして生まれた小泉政権。

なぜ、構造改革・軍事大国化・憲法改正がワンセットで強引に推進されるのか？なぜ、社会問題が噴出し、階層分裂がすすんでいるのか？新たな段階に入った構造改革政治を検証し、対抗の構想を提示。

本 人文・思想・社会 政治

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