Item Number 27
選書966 服部龍二 朝日新聞出版サトウエイサク サイチョウフトウセイケンヘノミチ ハットリリュウジニ 発行年月:2017年12月08日 予約締切日:2017年11月28日 サイズ:全集・双書 ISBN:9784022630667 服部龍二(ハットリリュウジ) 1968年東京都生まれ。
92年京都大学法学部卒業。
97年神戸大学大学院法学研究科単位取得退学。
博士(政治学)。
中央大学総合政策学部教授。
日本政治外交史・東アジア国際政治史専攻。
著書に『日中国交正常化』(中公新書、アジア・太平洋賞特別賞、大佛次郎論壇賞)ほか多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 序章 華麗なる一族ー市郎・信介・栄作の三兄弟と松岡洋右/第1章 鉄道省の「鈍足」、そして「三段跳びの栄作」/第2章 「吉田学校の優等生」ー政治家への転身/第3章 「待ちの政治」ー岸内閣蔵相から池田内閣通産相へ/第4章 「社会開発」と「自主外交」ー第一次佐藤内閣/第5章 沖縄返還と「密約」ー第二次佐藤内閣/第6章 最長不倒二七九七日ー第三次佐藤内閣/終章 ノーベル平和賞ー晩年の栄光と急逝 7年8カ月に及ぶ最長不倒政権を担った佐藤栄作。
沖縄返還を成し遂げ、非核三原則でノーベル平和賞を受賞したほか、日韓国交正常化も実現している。
内政ではライバルの池田勇人に対抗すべく「社会開発」を打ち出し、経済成長を持続させた。
その業績は戦後屈指といえるだろう。
「Sオペ」やブレーンを活用した官邸主導も、佐藤政権の新しいスタイルである。
他方、密使を多用した「核密約」や「繊維密約」、日米安保体制の変質、不成功に終わった対中工作、「人事の佐藤」らしからぬミスやおごりなど、再検討すべき点も少なくない。
『佐藤栄作日記』はもとより、新たに公開された「楠田實資料」や外交文書など膨大な資料をもとに、佐藤の全生涯と自民党政治を描きだす。
研究者による初の本格的評伝。
本 人文・思想・社会 その他
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Price | 商品価格 | 1,944円(税込み) |